いのうえアソシエーツ・Awaza/アワザ

腰の椅子

椅子は毎日の生活でとても大切な道具です。
日本人の体型に基づき開発された日本の椅子です。
腰をしっかりサポートするのはもちろんのこと、
30年に及ぶ椅子のデザインの経験から、
介護用らしくない介護椅子としてもデザイン。
座ってみてください。腰にやさしい椅子です。

Awaza 開発ストーリー

椅子の座りの研究

「Awaza椅子」の誕生にはこんな背景があります。ここ30年、「椅子の座りの研究」は世界的に研究されています。
アメリカでは航空機の椅子から「椅子の人間工学」がスタートしたと言われています。最近は「ハーマンミラー社」のビル・スタンプ&ドン・チャドウィックがデザインした「アーロンチェアー」。過去、毎年100万脚以上が生産され全世界で1000万人以上の人がこの椅子に座っています。「人間工学」というとなにか難しく聞こえますが、その目的は「椅子に座る人が長時間座っていても快適に健康的に過ごせる」ことを長年にわたって多数の研究者が実験と研究を積み重ね資料としてデータ化した学問なのです。世界中の椅子デザイナーや家具メーカーはその研究を参考に商品を設計しています。日本でも椅子の日本工業規格(JIS)があってその規格は全て「日本人の人間工学の研究」のもとに作成されています。

日本の椅子が必要な理由

人間工学の目的は「人間が健康的に快適に過ごすという研究」ですからまず自分の国の人間の身長、体重、手や足の長さ、椅子に座った時の寸法計測、快適度などから研究を始めます。
特に、下着や服、椅子のように「体に密着して使用」するものは「体の寸法」に左右されます。一般的に北方系、肉食系の人は胴が短く脚が長く、南方系、草食系の人は胴が長く脚が短いといわれてます。人種、白色、黄色、黒色系でもまた違ってくることは皆さんよくご存知の通りです。結論は「日本人に快適な椅子」は「日本人の体型」にあっていなければなりません。

「腰の椅子・Awaza」のどこが腰のいすか?

Awazaの椅子の特徴は特に背面にあります。
座面は大きめのカーブ合板の上にやや固めの底付きしない2種類のクッションを組み合わせ骨盤をしっかり支えるようにしています。「座面の傾斜」は脚の短い日本人には2~3度と緩い傾斜がよく「傾斜が強い」と食事の時、前屈みになると腹部を圧迫し健康に良くありません。「座面の高さ」は「ももとスネ」が90度になった時の高さがよく日本人では最大で43センチほどが一番高くそれ以下がおすすめです。

Awazaの背面

Awazaの背の特徴は背支持点で背をしっかり支え、さらにその下の骨盤の上部から腰をしっかり支える設計になっています。ここがAwazaの特徴です。人間の骨格の中で「あばら骨と骨盤の間」「頭とあばら骨の間」の2カ所がよく動く所で一番弱い所、障害が起こる所です。ほとんどの椅子は一番デリケートな「あばら骨と骨盤の間」をサポートしています。Awazaは骨盤までサポートします。その理由は骨盤は脚と胴の上部をしっかり支える一番丈夫な「要の骨」です。ここに背の下部があたることで体が安定し気持ちがいいのです。そしてAwazaの背は垂直から10度よりやや後傾にすることによって背伸びしたときリラックス効果を妨げず、縦方向と横方向がカーブしている三次元カーブの背になっていてどんな姿勢になっても体をやさしく支えます。
ここが「腰の椅子」の理由です。

いのうえアソシエーツが考えるホーム用椅子「腰の椅子・Awaza」+タイムレス

Awazaは「椅子デザイナー・井上昇」がデザインし販売しているホーム用ダイニングチェアーです。井上昇は家具のトップメーカー、岡村製作所開発部で「椅子の人間工学」と「椅子のデザイン」を担当後、渡米。アメリカの「椅子の人間工学と椅子の研究」をし、帰国後、コクヨ・イトーキのコンピュータ用チェアーの開発・デザインに携わり、総計400万脚以降の椅子が生産され400万人以上が座っています。アメリカやヨーロッパの家具見本市や工場を度々訪ね、ハンス・ウエグナーや、著名な椅子デザイナーにも会い欧米との本の椅子の違いを研究。その結論は小柄な日本人には家庭においても「日本人の人間工学」にもとづいた「日本人の為の家庭用椅子」が健康上、絶対に必要に考えました。30年以上の「椅子デザインの経験」と「椅子の人間工学」のノウハウを「家庭用の木の椅子」の開発だけでなく、確実に提供するため販売にも進出しました。それがAwazaシリーズです。Awazaは当初、特にニーズの高い「日本の高齢者」向けにデザインした椅子ですが若い方にも腰に不安を抱えている方が多く、今では年齢に関係なく購入される方が増えています。Awazaは座って頂けるとその座り心地の良さに驚かれる方が多い椅子です。Awazaは全シリーズ特許庁の意匠登録認定商品です。強度試験も12,000回試験クリア済みです。

Awaza LD・LDRシリーズはダイニングチェアとリビングチェア、両方の機能を併せ持たせた「腰に優しい」高級椅子です。大きな座とともに大きく幅広い背にクッションを持たせ、優しく腰をしっかりサポートするだけではなくリラックス機能を高めました。リビング・ダイニングチェアー(LD)と、回転機能があるリビング・ダイニング・ラウンドチェア(LDR)がございます。高齢化社会に向かって、長く座れる椅子は不可欠な課題です。12,000回のJIS強度試験を合格し、20年間にわたる意匠登録の認定済みです。

Item Collection

※当店で展示・販売しているアイテムになります。
※下記のアイテム以外もカタログ掲載のアイテムは販売できます。
【お見積りフォーム】からもお問い合わせ頂けます。

Awaza LDR 回転椅子

Awaza LD に回転機能を付けたハイエンドチェア。
回転することで食事から執務、パソコン作業まで幅広くお使いいただけます。
長時間座っても疲れにくく、日本人の健康と生活スタイルを追求した
「Awazaシリーズ」のなかでも特に人気の高い椅子です。

※「この椅子が一番」(誠文堂新光社:西川栄明編著)「座って全てがまかなえる不精な人のための椅子」で選定。

サイズ:幅60×奥行53×高さ67~75/座高37~45/肘高58.5~66.5cm
樹種:ナラ/ウォールナット/チェリー(背板:ブナ合板に突板)
仕上:オイル/ウレタン
Design:Noboru Inoue
意匠登録第1415037号

Awaza LDR/回転椅子

樹種:ナラ
品番:047RN-F
サイズ:W600×D530×H715/SH410

Awaza LDR/回転椅子

樹種:ウォールナット
品番:047RW-F

【回転椅子:店舗画像】

樹種:ウォールナット
仕上:オイル
張地:ビニルレザー ※ブラック

※現品での販売が可能な商品です。

【回転椅子:以前の展示品】

樹種:ナラ
仕上:オイル
張地:ファブリック ※ブラウン

Awaza LD リビングダイニングチェア

Awaza LD シリーズはダイニングチェアとリビングチェア、両方の機能をあわせたハイエンドチェアです。
大きく幅広いやや固めの座面、背の3次元カーブが背をサポートし、骨盤の上部をしっかり支えます。
さらに大きく短い肘で腕を支え肩の筋肉を和らげます。長時間座っても疲れにくく、
日本人の健康と生活スタイルを追求した人気の高い椅子です。

サイズ:幅60×奥行53×高さ67~75/座高37~45/肘高58.5~66.5cm
樹種:ナラ/ウォールナット/チェリー(背板:ブナ合板に突板)
仕上:オイル/ウレタン
Design:Noboru Inoue
意匠登録第1415036号

【見積依頼:Awaza】

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